技術部長
谷野宮 竜浩
1999入社 愛媛大学卒
地質調査・コンサルタント
100年先まで残る構造物のための地質調査。
しっかりとした成果品が求められます。
私たちの仕事である地質調査は、現在の地質の状況はもちろん、構造物の寿命が100年で考えられていることから、100年後でも問題が発生しないことを考慮することが必要です。未来100年を考えるためには、過去の地歴や地域の特性を参考にしながらデータ解析をおこない、今後発生する地質リスクを考えていくことが求められます。クライアントにベストな地質調査の計画と実施方法を提案することから始まり、現場をしっかりと管理し、データをまとめた成果品を作成していく。地質コンサルタントの仕事は、地質という過去から学び、未来の社会を構築する礎を考える仕事だとお思います。
誰が見てもわかりやすく、かつ、データも活かせる、
地質の三次元モデル解析をさらに活用したい。
地質調査は、目に見えない地盤の内部を垣間見る仕事としてロマンがあります。一般の人が見ることができない地下の部分を見ているわけですからね。逆に言うと、一般の人には理解しにくい内容でもあるのです。そこで、弊社では、データをよりわかりやすくした3次元地質モデリングを採用。精度の高い地質断面や地すべりの状態を一目で把握できるようにしています。3次元地質モデリングはデータが多くなるほど精度が向上します。過去に掘削したボーリングデータを上手く利用して、さらに精度向上をはかっていきたいです。