日本建築家協会(JIA)四国支部香川地域会より要請をうけ、同会員(建築士/正会員・準会員、および協力会員)に向けたCPDセミナーを開催しました。
同会から、「私たち建築士は仕事がら、地盤調査成果に接する機会はあるが、地質やボーリング柱状図の見方等について十分な理解があるとはいえない。説明して欲しい。」との要請に応えたものです。
当社では主要な業務として、建築の基礎地盤調査を行い、その結果を報告書としてまとめ、建築設計事務所(意匠設計・構造設計)様へ成果として納めることを日常的に行っています。
…にも関わらず、今回のようなご要望があるとは深く考えていませんでした。
今回、貴重な機会が与えられましたので、少し幅を広げて下記に示すタイトルのもとに資料をまとめ説明させて頂きました。予定を超え約2時間におよぶセミナーとなりましたが、ご参加の皆様方には質疑応答も含めて熱心に聴講いただきました。
セミナー後、「ためになった。ボーリング報告書と仲良くなれそうだ…」、「昨年お願いした報告書を読み見直したいと思う…」、「今日以降、報告書の見方が変わってくると思う…」等のお声を頂き、ホッとしています。
なお、今回のCPDセミナーはJIA香川地域会の活動として建通新聞(香川支局)の取材を受けました。今後も、機会が与えられましたら社会貢献のひとつとして取り組んで参ります。
【CPDセミナー概要】 ・日 時: 令和4年7月20日(水) 19:00~20:30 (CPD 1.5)
・会 場: 田村ボーリング株式会社/本社3F会議室
・演 題: 「建築地盤調査の実際と調査成果の見方について」
~不可視な地盤を目に見える情報にする~
・講 師: 専務取締役 田村彰三