安全衛生大会(第7回)を開催しました。
「四国地盤情報活用協議会」は、国土交通省四国地方整備局四国技術事務所で収集・保管・管理している地盤情報を、建設事業および地震防災等に有効活用するため平成17年設立された産官学が一体となった組織です。
収集された四国の地盤情報は集約され、データベース(「四国地盤情報D.B」)が構築されています。設立当初、四国4県の県庁所在地を含む平野部を中心に約10,000本の地盤情報がデータベース化され、その後は毎年500 本程度の追加が行われ、現在約2万3千本の地盤情報が収録されています。
「四国地盤情報D.B」では位置情報、柱状図、物理試験結果等の情報を有し、既存データの活用によるコスト縮減、平面・縦断的な情報の活用による地域地盤特性の把握、液状化等の検討等、建設計画~防災計画へ幅広い活用が可能です。
「四国地盤情報D.B」は、四国地盤情報活用協議会に参画する正会員・準会員・一般会員に提供が行われています。
技術力の研鑽と担当業務の相互理解を図ることなどを目的に、平成16年から始まった社内技術発表会も今年で第11回目を数えます。
当社の機材センター事務所棟を会場に、調査課から全6編の発表がありました。今回も、担当業務の紹介・業界の最新動向あるいは啓蒙など、各担当者がまとめた発表テーマは多岐の分野にわたりました。発表毎に、発表者と参加者間で質疑応答や率直な意見交換が交わされ、最後に田村社長からの講評を受け閉会となりました。
【発表テーマと担当者】
1.「地盤の液状化について」 :長尾 誠友
2.「和喰ダムで実施したボアホールスキャナーについて」 :石指 祥平
3.「旧県立中央病院における土壌汚染調査事例」 :松村 陽介
4.「孔内流向流速測定」 :安西 光影
5.「CIMへの対応について」
Construction Information Modeling/Management:谷野宮 竜浩
6.「見える化のすすめ」:辻本 浩志
年中行事として定着していますが、多忙な中を準備された運営者、各発表者の皆さん、ご苦労様でした。今後の更なる成長と健闘を祈ります。
今年度は、2名の新卒者(香川県立高松南高)を迎えることができました。本社で役員・幹部・社員代表の出席のもと、入社式を開催しました。社長から新入社員に寄せる期待と今後の成長を願う挨拶があり、続いて社員代表歓迎の挨拶、新入社員の挨拶、出席幹部から挨拶等がありました。
引き続いてオリエンテーリングを行い、その後会場を移し昼食会で交流してお開きとなりました。
3日間のオリエンテーション~基礎研修の後に、地質調査~ボーリング工事等の現業を担当する工務課に配属されます。
新入社員の2名へ、今後の活躍を願っています。