お知らせnews

空海ゆかりの名水近くで「井戸」が竣工しました。

弊社が、地下水利用の分野でかねてよりご愛顧を賜っている松山市にある、デザート専門メーカー株式会社ルナ物産様からご発注頂いた井戸工事(5号井戸)が竣工致しました。
ご発注者様のご理解のもと綿密な事前調査の甲斐あって、水量・水質ともに申し分のない井戸ができました。
同社のある、愛媛県松山市の後背に広がる道後平野は、重信川(一級河川)が形成した四国でも有数な扇状地です。当地は、瀨戸内式気候の下にある扇状地の宿命として、古来より水利の確保に苦労してきた歴史があります。その昔、四国巡錫中の空海が高井の里を通りがかった際に、農民が干魃に苦しむ様子を見た空海が地面に向け杖を突き立てると、清水が湧き出たということです。以後、清水は尽きることなく湧き出て淵となったという伝説があります。この淵は、現在の「杖の渕公園」の中にあり、今も涸れることのない名水として市民の大切なオアシスとなっています。
株式会社ルナ物産様は、この「杖の渕公園」から約1km下流に立地しています。今回竣工した井戸は、空海ゆかりの杖の渕から地下水脈でつながるいわば“名水の井戸”と言えるかも知れません。  

これからも、弊社は技術研鑽に努め、ご発注者様方から信頼され、そして喜ばれる井戸を築いて行けるよう精進いたします。



全地連「技術フォーラム2016」熊本が開催されました。

第27回の今年は、“新マーケット創出に向けて”をメインテーマに、熊本市で平成28年9月8日から9日にかけ開催されました。
初日、「KKRホテル熊本」で開会式の後、日本ジオパークネットワークの米田徹会長による「ジオパーク活動とまちづくり」と題した特別講演会がありました。
技術発表会は、全25セッションに分かれ171編の発表が行われました。

当社技術部調査課から下記の2件の発表を行いました。

【発表テーマと担当者】
論文No.53:「軟弱粘性土の粘着力Cの算出について」    :増田 悠生
論文No.165:「高松平野の三次元モデルによる堆積構造の検討」    :石指 翔平





国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所長から優良業務表彰と優秀建設技術者(業務)表彰を受けました。

「平成26-27年度五台山地区地質調査業務」が優良業務として、主任技術者の谷野宮竜浩が優秀建設技術者(業務)として表彰されました。
表彰式は、国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所で行われ、福本充所長より表彰状が授与されました。表彰式に弊社からは社長、主任技術者、技術顧問、当該業務の担当技術者および営業担当者の5名が出席しました。
今後もたゆみなく技術力の向上に努め、今回の表彰に恥じない信頼される高品質の成果を提供し、発注者様のご期待に応えます。








安全衛生大会(第8回)を開催しました。

第8回となる今大会は、高松市内および岡山県、徳島県より、日頃お付き合い下さっている協力会社から4社8名の方々の参加を頂き盛大に開催することができました。
今年度こそ“災害を起こさない、遭わない”、“自分の身は自分で守る、相手の身も自分が守る”をスローガーンに、参加者全員でゼロ災害の達成を誓いました。
当社が過去、重大公衆災害を起こしたことを契機に「労働安全衛生管理システム」を構築しました。この翌年、初回の「安全大会」(平成21年4月)を開催して以来7年が経過しました。安全大会は、1年間の安全衛生活動の総決算と新年度の取り組みを全員で共有化するものです。
今大会は、当社の畑田機材センターに於いて下記のプログラムのもと協力会社からも多数の参加を頂き、より充実したものとなりました。大会では、前年度の安全衛生諸活動についての評価・他が行われ、今年度の基本方針・目標を共有すると共に、今年度の安全衛生管理計画書の周知等が行われました。そして、締めくくりとして、社員代表による力強い安全宣言、ならびに参加者全員による安全スローガンの唱和をもって閉会しました。

大会のあとは、畑田機材センターの庭でバーベキュー大会に移りました。今や恒例行事となりましたが、今回は協力会社の皆さんも加わり賑やかに親睦が図れました。安全大会へ参加の皆さん、そして準備・運営の全てを担って下さった技術部の皆さん、ご苦労様でした。この一年の無事故無災害を達成しましょう!

〈 記 〉

・日時: 平成28年4月23日(土)
・時間: 8:00~11:30
・会場: 田村ボーリング(株)機材センター
・参加者: 全役員、全社員
・プログラム: 1.開会宣言
        2.社長挨拶
        3.平成27年度安全衛生管理の結果報告
        4.平成28年度安全衛生管理計画の説明
        5.安全勉強会(ビデオ学習)
        6.安全講話:「人に物事を正確に伝えることの難しさ」
        7.その他
        8.総評
        9.安全宣言
        10.閉会挨拶




新入社員研修が終わりました。

我が社の新入社員研修は、あらかじめ定めたプログラムに沿って役員・幹部・技術部員が講師役となって行う“手づくり”の研修です。4月4日(月)~4月7日(木)にわたる研修は、無事に終了しました。
研修期間中は毎日、研修レポートを課しました。レポートには、各人それぞれ受けた研修に対する理解や疑問等が記述されるともに共に、これから仕事に就く者としてのフレッシュな感想がありました。これらは今後の研修の改善と共に新入社員の人柄などを理解する大切な一助となります。

明日から新入社員の皆さんは、実業務を通じたOJT研修となり、事実上の仕事への従事となります。まだ慣れない新入社員の皆さん、これから安全第一・健康第一で一日も早く会社と仕事に慣れてください。また、講師役になられた先輩社員のみなさん、お疲れ様でした。