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さぬき市「長尾公民館」竣工/「防災井戸」で貢献




令和4年9月から新築整備工事が進められた、さぬき市「長尾公民館」が竣工しました。待望のオープンは4月2日です。同館の竣工に伴い、さぬき市長尾出張所が同館内に移転され、4月1日から業務が開始されます。
同館は、地域市民にとっての中核施設であり、大規模災害時には防災拠点としての役割もあります。
迫り来る「南海トラフ地震」など、突如襲来する大災害の脅威にさらされる中、とくに公共施設では事前の備えが求められます。
大規模自然災害では、人々の生活に不可欠なライフラインが脅威にさらされます。先の「能登半島地震」でも電気・ガス・上下水道・通信の阻害により、地域住民の方々はとても過酷な状態に陥っています。
同館では、防災機能のひとつとして「防災井戸」が設置されています。当社は、この防災井戸の設置に貢献致しました。井戸は、口径φ32Aの「打ち込み式井戸」で、平常時は電動ポンプで地下水を汲み上げ、大規模災害時などで停電となった非常時には手押し式ポンプに切り替えて使用する、いわば“ハイブリッド方式”です。
「井戸」、つまり「地下水利用」の適否は、その土地条件に大きく左右されます。弊社は、大規模災害の多発時代への備えのひとつとして、今後も「防災井戸」計画のご相談に応じると共に、各方面で防災井戸の整備が推進されるよう啓発に努めてまいります。