20240413社内勉強会で屋島踏査をしました
土壌汚染への取り組みは、人の健康被害を防止する上で重視されてきている問題です。
また、健康被害に繋がらないような状況であっても、土地利用において各種制約を受けたり、不動産取引における評価対象となっています。
このような状況にあって、土地の土壌汚染状態を確認することは重視されてきており、弊社ではこのような状況に対応するため土壌環境課を設置して対応してきました。
このたび、さらなる土壌環境調査への対応力をアップするため、無水式土壌・地下水調査機である「エコプローブ」を導入しました。
このマシンでは、土壌汚染調査において必須となる、無水掘削(水を使用しない掘削:水を使用すると土壌汚染を拡大させてしまう懸念がある)において、従来のボーリングマシンと比較して作業効率がアップし、より短期間で調査を実施することが可能となります。
今後は、従来のマシンと併用し、さらなる顧客ニーズに対応した業務を実施してまいります。
ご用命お見積もりは、弊社営業担当までお気軽にお問い合わせください。
令和4年9月から新築整備工事が進められた、さぬき市「長尾公民館」が竣工しました。待望のオープンは4月2日です。同館の竣工に伴い、さぬき市長尾出張所が同館内に移転され、4月1日から業務が開始されます。
同館は、地域市民にとっての中核施設であり、大規模災害時には防災拠点としての役割もあります。
迫り来る「南海トラフ地震」など、突如襲来する大災害の脅威にさらされる中、とくに公共施設では事前の備えが求められます。
大規模自然災害では、人々の生活に不可欠なライフラインが脅威にさらされます。先の「能登半島地震」でも電気・ガス・上下水道・通信の阻害により、地域住民の方々はとても過酷な状態に陥っています。
同館では、防災機能のひとつとして「防災井戸」が設置されています。当社は、この防災井戸の設置に貢献致しました。井戸は、口径φ32Aの「打ち込み式井戸」で、平常時は電動ポンプで地下水を汲み上げ、大規模災害時などで停電となった非常時には手押し式ポンプに切り替えて使用する、いわば“ハイブリッド方式”です。
「井戸」、つまり「地下水利用」の適否は、その土地条件に大きく左右されます。弊社は、大規模災害の多発時代への備えのひとつとして、今後も「防災井戸」計画のご相談に応じると共に、各方面で防災井戸の整備が推進されるよう啓発に努めてまいります。